塗料の一種であるアクリル塗料は、アクリル系の合成樹脂が主成分となっている塗料のことです。
その特徴としては、透明で強度が高く軽量で、色をくっきり見せる印象に仕上げると言う点が挙げられます。
更に他の塗料と比較すると、登場してからの歴史が長いので、色のバリエーションが豊富だと言うのも特徴のひとつです。ではアクリル塗料のメリット、デメリットを見ていくと、まず低価格というメリットが挙げられます。
そして低価格であるが故、塗り直しなどが行いやすいと言えることから、コストパフォーマンスに優れているのもメリットです。
またアクリル塗料の多くは1剤、つまりあれやこれやと溶液を混ぜる必要がないので、素人でも比較的、安全に扱うことができやすいと言うのもメリットです。反対に耐用年数が短いというデメリットは、やはり留意しておきたい点です。
風雨や日光などに弱いのは勿論なのですが、アクリル塗料は紫外線ダメージを受けると、ラジカルと呼ばれる不対電子を発します。
そしてこのラジカルにより酸化還元反応が起こることにより、チョーキング現象が発生しやすくなってしまうと言われています。
ただしこのデメリットに関しては、近年では、これをクリアするための機能が備わっているアクリル塗料も出てきています。ですから、それらを利用すれば、さほど心配する必要はないと言えます。
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