水彩画と油絵を描く際には、混色や濃度調整の為には性質の違う液体を使います。
絵を描く塗料にもこのように種類があるように、外壁塗装の塗料にも性質に応じて複数の種類があります。
外壁塗装は見た目を良くしたり、デザイン性を表現する側面はもちろんありますが、紫外線や雨水の影響から住宅を保護する効果もあります。
外壁塗装の際には塗料の性質をよく理解したうえで、予算との兼ね合いをさぐりつつ自分にとって最良の種類の塗料を選択することになります。
代表的なアクリル塗料とウレタン塗料の性質について考えてみましょう。
従来はアクリル塗料がよく使用されていました。
塗料の中でも最も安いため塗装工事の費用も安く調整できたからです。
しかし塗膜(塗料の防護膜)が弱く、短期間で耐水性が急速に衰えるため頻回の塗装が必要になるため、現在ではあまり使われなくなりました。
アクリル塗料の塗膜の脆弱性を克服しているのが、ウレタン塗料です。塗膜が強靭で高い耐水性も獲得しているからです。
何よりの特徴は塗料の伸びの良さ。
入り組んで塗料の浸透しにくい場所でも、奥の隅々にまで行き届いた塗装で仕上げることが出来ます。
その上密着性が高いので木材や鉄部の塗装も可能です。
詳しくはこちらをクリック
お気軽にお問合せください