前回は「塗膜」についてご説明しました。

塗膜とは、どういうものか、少しはご理解していただけたでしょうか。

今回は外壁塗装の防水機能についてご紹介します。

〇防水機能の重要性

もちろん外壁塗装は、見た目の美しさ、いわゆる「美観」のためや、太陽の熱から守る「断熱」といった機能も大切です。

しかしどれだけそれらに対して対策を行っても、水が入ってきてしまうと、木材や鉄筋等それらに使われた材料全てを劣化させてしまい、水は恐ろしい凶器となるのです。

〇雨漏りは予防しよう！

世界的に見て、全く雨の降らない地域ならともかく日本の気候はしっかり雨が降りますよね。

雨期だってあります。

さらに世界的に見ても湿度も高い国で、わたしたちは日々水分に囲まれているのです。

雨漏りのような、家に住むことに直接的な影響が出ない限り、防水対策は放っておいて大丈夫だろうと思っていらっしゃる方も多いと思います。

しかしそれは間違いです。

もう、雨漏りしてしまうということは末期の症状です。

屋根の上から水が落ちてくると「部屋が汚れてしまうから不快だ」と考えるかもしれませんが、それだけではありません。

雨漏りは、屋根から部屋の天井まで全ての部分に水が入り込んでしまっているという恐ろしい状況になってしまっているということを意味しているのです。

そのため外壁塗装の防水機能でなるべく雨漏りは防止するようにしましょう。

いかがでしたか。

防水対策は外壁塗装において本当に大切な機能なので、次回も引き続きその重要性についてご説明します。