今回も前回に引き続き街劇塗装における防水機能の重要性についてご説明します。
過去の記事でも申し上げたとおり、外壁塗装は約5年~10年、良いものを使うと約15年~20年に一度のメンテナンスが必要と言われる外壁や屋根の整備が必要です。
時間が経過すると、次第に防水効果も薄れていき、壁に湿気を帯びることになっていきます。
さらには水を弾く力がなくなり、外壁に少しずつ水が溜まります。
そうして湿気を帯びた外壁が乾くと壁全体に歪みが生じてしまうのです。
歪みが大きくなり小さいひびが発生すると、この小さいひびから水が浸入していきます。コンクリートに限らず、外壁には水分を吸い込む力があり、どんどん水分を吸収していきます。
これを防いでいたのが「塗膜」だったのですね。
(「塗膜」については過去の記事にございますのでぜひご覧下さい!)
そうしてどんどん内部に水分が入り込み、内側から家を劣化させます。
真水ならともかく微生物のたくさん混じった雨水は化学反応等を起こしながら家を蝕んでいきます。
何もしないで放っておくとついに家の土台部分まで劣化が進行してしまいます。
どれほど耐震工事をおこなわれた家でも、使われている木材やコンクリートが侵されては、もろくなってしまうのは当然のことです。
結局、いざ地震や台風が起きたとき家は崩れてしまうのです。
いかがでしたか。
水が入り込むとこんなに恐ろしいことは知らないうちに起きてしまうのです。
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