前回の記事では、外壁の塗り替え時期の目安を簡単にお伝えしました。

一般的に外壁の塗り替えは10年ごとにするのがよいとされていますが、家の立地条件や塗料によってこのスパンは前後します。外壁を塗り直してから、8年程したら一度壁の状態を確認してみてください。セルフチェックをする際に見てほしい点の一つが壁の色あせ具合です。今回はそんな外壁の色あせについてご説明します。

■色あせの原因とは？

どんな塗料でも、塗ってから10年がたつと色あせが目立ち始めます。これは日光の紫外線を壁が吸収してしまうからです。特に、赤や紫といった色は紫外線を吸収しやすいので入念にチェックしてください。

さらに南側の壁は北の壁よりも太陽の光を受けますよね。もし、北側と南側の壁の色が異なるほど色あせが進行しているなら、塗りかえを検討しましょう。

■色あせをほっておくと？

では、色あせを放っておくとどうなるのでしょうか？

外壁の色がくすんでいると家全体の印象や見た目を損ねてしまいますよね。しかし、真に恐ろしいのは外壁の塗膜がはがれてしまっているということです。この状況を放置すると壁のひび割れなどにつながります。

いかがでしたか？

今回は外壁の色あせの原因とほっておくとどうなるのかをお伝えしました。壁のセルフチェックをする際は色あせがどれほど進行しているかも確認してくださいね。