見た目 別にこのままでも良いじゃんって思われる家屋は沢山あります。でも間違いなく塗替えは いつか必要になってきます。 私達と同じく家も呼吸していますので、春夏秋冬迎える度に収縮を繰り返しています。
もともと工場で製造された時点で 屋根材・外壁材には塗装を施してあります。 表面を塗装で保護しない素地のままでは雨や結露や霜で水分を含みカビやコケが発生します。また紫外線を直接浴びて劣化が進み破損します。 塗装により塗膜が形成され、素地を水や紫外線から守る大切な役目をしています。今では機能性がある塗料も多く、紫外線に強い遮熱塗料・熱に強い断熱塗料・防水機能が高い弾性塗料・チョーキングが出来にくいラジカル制御塗料・汚れにくい超低汚染塗料と多種多様に塗料の選択技も多くなっています。
塗装の選定には素地の種類や劣化状況に応じたものが第一条件で後は予算・機能性・環境を考慮して専門の業者さんなどにご提案してもらうのが良いと思います。
そして塗装が必要な理由としまして美観をよくする事も大きな理由です。自分好みの配色や模様にデザインするのも楽しいみの一つと言えます。
価格を比較検討する為に塗装する業者さん3社以上から見積もりを出してもらう事でより適正な価格が分かると思います。 まずは見積り内容に
★使用する塗料★作業工程★塗装箇所
が載っているか確認してください。内容が違うと価格も変動します。できるだけ同じ内容で見積りしてもらうのが良いです。そこで全く一緒の塗料を指定して各業者さんで見積りをだして比較しましょう。
例えば主流になりつつある水性シリコンでラジカル系のプレミアムシリコン(SK化研)やアレスダイナミックトップ(関西ペイント)が分かりやすく比較できるかと思います。 あとはカタログを貰いメーカーの推奨している下塗り材や塗り回数、作業工程も確認しましょう。 外壁塗装の仕様が確認できましたら、その他の付帯塗装もどこまで塗るのか確認しましょう。よくあるのがベランダの床が入っているかいないかで価格の違いが出てきます。 条件が揃ったところでやっと価格を比較する事ができます。 同じ条件なら価格が安い方が良いのですが1社のみが格安だとか、塗装に関して詳細に説明できない業者さんは、下請けに全て丸投げで中間マージンを取っている業者さんかも知れませんので出来るだけ細かくご質問するのが良いでしょう。
塗料の種類は大変数が多くて、素人さんでは全く把握できません。現在の主流はシリコン塗料が多く使われておりますが、シリコン塗料でも種類が多く存在します。 大きく分けると溶剤(油性)か水性に分かれますが その中でも硬化剤と主剤を混ぜる2液形か主剤のみの1液形が分かれます。 ザックリ分けても4種類になり細かく分けると遮熱機・弾性系・低汚染性・最近ではラジカル制御など機能・付加価値が付いて様々なシリコン塗料があります。一般にも手軽に安価に塗替えで使用されているのが水性シリコンが多いですが外壁は ともかく屋根には最も耐候性が求められるので屋根に水性塗料はお勧めしません。 塗替えスパンなどのランニングコストを考えますと、高級塗料のフッ素塗料や無機ハイブリッド塗料などの超耐候性がある塗料などが良いですが初期投資が高くつきますので、少しでも価格を抑えて、尚且つそこそこの耐候性がある塗料となると2液形弱溶剤シリコン塗料でJIS認証の5年保証付きでお勧めしております。また高機能性のシリコンの仕様ですとメーカー10年保証付きもあるので大変お勧めです。
半永久に持つ塗料は存在しません。 しかし半永久の言葉を信じてセラミック塗装をしたと言うお客様の家を当店では何件も塗り替えています。10年どころか2・3年経過で色褪せて表面のクリア層が剥がれるなどの症状で通常の塗膜より酷い事が多いです。 こうなると通常に塗替えもできずに一度表面を樹脂モルタルで埋める工程が必要になり費用もかかります。セラミックや半永久に持つなどの言葉には気を付けましょう。ただしガイナ塗装(セラミック塗材)に関しましては、当店も講習を受けてどんな塗料なのかを事細かく理解しましたが、宇宙ロケットの先端のも使用されている技術だけあって、機能性は他の塗料とは全く違った物で、耐候性もフッ素塗料と同等なので、使用が確実に増えてきています。当社も扱っていますのでご質問お待ちしております。
リフォームの工事が多くなる一方で、リフォームの中でも外壁塗装のトラブルが大変多く、調べてみると訪問販売での塗装工事が多いようです。 注意すべき点をいくつか紹介します。
★不安を過剰に煽る
★半永久的などの長すぎる耐久性を提示する
★大幅な値引きをする
★契約を急がせる
★自社のオリジナル塗料を勧める
★詳しい専門的な事が説明できない
★職人が塗技能士の資格を持っていない
以上の点をチェックしてみましょう。 中には健全な業者さんもいるので頭ごなしに追及したり、追い返すのは辞めましょう…。 よく聞いた上で即決しずに他社にも見積りをとり、時間をかけて検討するのが良いでしょう。
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保証付きって聞くだけで安心感が湧いてきますよね。実際に保証が無いよりは、有った方が良いに決まっています。保証には大きく分けて2種類あります。
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